女性の社会進出の歴史
こんにちは!YUKAです!
皆さん、昔の女性ってどんな働き方をしているかしっていますか?
今回は、皆さんがわかるような簡単な歴史を日本が近代国家になっていく時代から見ていきたいと思います!
明治時代
富国強兵・殖産興業の時期
日本の社会は近代国家設立に向けて舵を切り始めました。
女性はこの形成にあたって重要な役割を果たしています。
それは
紡績業
ここから、女性の働く歴史がはじまりました。
女性は女工として、働きこの革命に大きく貢献しています。
ここで働く女性は14歳から20歳の未婚女性が大半をしめ、家族主義的な労務管理がなされていました。
当時は、結婚するまでの「腰掛け」として働き、結婚するときには家に入るという形がとられていたんです。
大正時代
大正時代に入ると、サラリーマン化が進行しました。
世は農業社会から工業社会へ転換していき、男性は家から外に働きいくようになりました。
このときから日本ではジェンダー間における役割分担が行われました。
そうです。
ここから専業主婦が誕生しました。
また、職業間でもジェンダーにおける役割分担が行われました。
職業婦人 の誕生です。
職業婦人は、小中学校の先生や看護師、電話交換手、バスガールなどの典型的な「女性職」と言われているものです。
性別職域分離がはじまり、女性の職域は広がりましたが、賃金は男性の3分の1程度でした。
賃金格差というのはこのときからすでにはじまっているんですよね。
そして、今もなお大正の変な慣習を引きずっているんですよね。大正からときが止まっているんでしょうか。笑
戦争期/戦後
戦争期には、実は一時的に賃金格差が縮小しました。
男性の労働力を補うものとして大量の女性が男性熟練労働力の代替として働き始めたからです。
このときに女性労働力の需要は拡大しました。
独身女性は軍需産業へ送り込まれ、既婚者は家庭に入り子供を守るようになりました。
戦後になると一変、
女性は男性に職場をあけ渡さざるを得なくなり、女性の居場所が家庭へと移動していきます。
つまり、女性の働き方は国家の状況によってかなり左右されるものであり、アンコントロールなものであるということです。
現在は、女性の高学歴化が進み、働き方もM字が緩やかになってきていますよね。
実は非正規化の問題も伴っているのですが…。次回記事にしますね。
さて、今回は女性の働き方の歴史を見てみました。
どうでしたか?改めて見ると女性の働き方は大きく変わっているところと、全く変わっていないところがありますよね。
女性の働き方はトレンディなもので、もしかしたら明日には急変するかもしれない問題なんです。
そう言い切れる理由は、男女で正規・非正規雇用のジェンダー差が大きいからです。
これは、今も残る課題です。
今後日本における女性の働き方の動きに注目したいところです。