YUKAのきままにアウトプット

ジェンダーについてゆるく語るブログ

女性のライフコース について考えてみた

こんにちは!YUKAです。

 

女性の皆さん、将来どのような人生を送りたいですか?

 

仕事をしていたいですか?

専業主婦になりたいですか?

結婚はしたいですか?

独身でいたいですか?

 

 

もしかしたら年代によって想像する理想の人生の送り方は全然違うかもしれません。

 

今回は、女性のライフコース  について考えてみました!

 

 

 

現代では、大まかに5つのライフコース  があります。

 

1.非婚就業型

2.DINKS

3.両立型

4.再就職型

5.専業主婦(夫)型

 

では簡単に解説しましょう。

 

1.非婚就業型

こちらは、その名の通り結婚をせず独身のまま仕事を続けることですね。

日本人は婚外子(結婚せずに子供を作ること)が浸透していないので、結婚せず子供も作らない人たちがこのグループに入ると思います。

 

2.DINKS

DINKSは、Double Income No Kids の略ですね。

直訳すると「2つの収入があって子供がいない」ということになります。

こちらは、結婚はしますが、子供を持たずに仕事を続ける人たちがこのカテゴリになります。

 

3.両立型

両立型は、結婚して子供ももちますが、仕事も続ける人たちのことです。

一番大変そうですね。

でも、近年はこの働き方をライフコース  として選択している人が増えてきています。

 

4.再就職型

現在の日本ではこのグループが一番多いようです。

こちらは、結婚して子供を持ちますが、結婚または出産を機に一度退職して、子育て後に再び仕事を持つライフコース  のことです。

 

5.専業主婦型

最後です。一度は考えたことはあるかもしれません。専業主婦。

結婚し子供を持って、結婚または出産を機に退職しその後仕事を持たないライフコース  のことです。

 

 

さて、以上の5つですが、皆さんの理想はどのライフコース  でしょうか。

 

実は、女性が理想とするライフコース  と、実際の女性の予定しているライフコース  にはなんと、、、

 

 

 

 

ギャップがあります。

 

なので、皆さんは理想としているライフコース  を歩めないかもしれません。

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現在、女性が理想のライフコース  として考えているのは再就職型です。

育児の後に、再び職を持ちたいと考えている人はなんと、34.8%です。

多いですよね。

 

両立型も32.3%います。

仕事をしたいと考えている人は半数を大きく超えるんですよね。

 

ちなみにバブル期は専業主婦になりたいと考えていた人が35%近くいたのに対し、

現在では、20%と大きく減少しています。

 

 

 

女性の生き方も時代の流れによって変わってきているんですね。

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では実際の女性の予定ライフコース  を確認してみましょう。

再就職型   32%  

両立型       28% 

非婚就業   21%

 

となっています。

 

そしてなんと専業主婦はたったの

 

 

 

 

 

 

7%なんです。

 

 

 

 

 

 

 

理想のライフコース  として20%近くいる専業主婦は2人に1人しかなることができません。

 

また、非婚就業も大きく増えていることから結婚したくても結婚できない人がいるということなんですよね。(理想では5%程度)

 

本当に厳しい世の中…。

 

 

 

 

 

では一方で、男性は女性にどのようなライフコース  を求めているのでしょうか?

 

 

じつは、男性は、女性の予定ライフコース  と同じようなライフコース  を求めています。

専業主婦でいてほしいという男性は40%程度あったのが今では10%に

両立型でありたいという男性は10%から34%へと大きく変化しています。

 

専業主婦と両立型って対照的になっているんですよ。

 

 

 

そして私は、ここから考えられることはこの2つだと思います。

 

1.女性のライフコースの多様化

2.男性の非正規雇用化の増加

 

 

 

 

1って皆さん納得できると思います。

 

 

 

でも2ってなんだろうって思いません?

 

男性の非正規雇用化って実は深刻で、男性1人の収入では生活を維持するのが困難だから女性も働く

 

って考えられませんか?

高度経済成長期は、男性の収入のみで生活が保障されていました。だから性別役割分業がうまくいっていたんです。

 

だが現在では男性の収入では生活維持が難しく女性も働かなければならなくなった。

生きてくために必要なこととして女性のライフコースが敷かれてしまっている状況があるのもまた事実です。

 

 

 

 

しかしながら「女性が職業を持つことに対する意識」というのは男女比べてもあまりギャップってないんです。

ということは、男性も女性も女性が仕事を持つことに対してある程度共通の認識を持っているということ。

男性も女性に両立型として働き続けてもらいたいと思っています。

 

でも、両立型のライフコースを選択したくても結局再就職として仕事に関わっている女性も多いんですよね。

 

このギャップは、企業・日本の慣習の問題になってきます。

私たちの理想とするライフスタイルに対応できていないんですよね。

だからギャップが生じてしまう。

 

 

このギャップはいつになれば埋まるのでしょうか?

 

私が推測するにあと15年くらいはは難しいのではないかと思っています。

バブル絶頂期の方がまだまだご健在ですからね。

経営陣が・政治のTOPが変わらない限りこの問題は難しいと思っています。

 

 

先は長いですね。

 

 

 

さて今日は女性のライフコース  についtえ考えてみました。

少しでもこの記事が皆さんの今後のライフコース  に参考になればいいと思います!

 

ばいばーい

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